四方山話 一

東京税理士会武蔵野支部会報誌「むさしの」に2021年掲載された記事です。

       コロナ下でもトレーニング

 
  平成15年6月にSフィットネスクラブN店の会員になって19年目になります。
  トレーニングを始めて1年位は、バーベル、ダンベルを横に見て、トレーニング
マシンとランニングマシンで体力作りをしていました。
  1年過ぎた頃、バーベルを使い始め、徐々にバーベルのウエイトを重くしました。
  5年位前に、190キロの壁を越えて200キロバーベルを肩にのせハーフスクワット10回が
できた時には感動しました。全身から汗が噴き出すそして爽快な感覚です。10キロアップに1
年かかりました。
  私のウエイトトレーニングの順番は、
ハーフスクワット(膝90度まで)200キロ10回、(パワーラックに205キロをセットしたバーベル)
190キロ10回、160キロ10回、120キロに落としてカーフレイズ(かかとを上げる)10回、
フルスクワット10回、チンニング(懸垂して顎を鉄棒まで引き上げる)10回、
ベンチプレス(ベンチに仰向けになりバーベルを押し上げる)130キロ15回、
110キロ15回、70キロ10回、ベントオーバーローイング(前かがみになり胸まで
バーベルを引き上げる)70キロ10回×3、デッドリフト(床からバーベルを膝上まで
引き上げる)70キロ10回×2、フロントプレス(胸からバーベルを押し上げる)40キロ20回、
もう一度チンニング10回、チンニングは続けて20回できないので分けています。
カール(バーベルを腕でまきあげる)40キロ5回×2、おまけのスクワット205キロ〜220キロ
で10回。最後に傾斜シットアップ台でシットアップ20回。時間は約20分。そしてランニング
マシンに速度8.5キロで約50分、50分走ると1日15,000歩が達成できます。トレーニング後に
1リットルの水が飲めますので同量の汗をかいています。
原則毎日です。トレーニングを4日もあけると最初のスクワットは恐怖が伴います。
160キロで1回試して、大丈夫そうなら200キロにして開始。パワーラックはうまくできていて、
できそうもない時はラックからバーベルを外せない。200キロスクワット、毎日やれば怖くない。
  非常事態宣言で、Sクラブも昨年4月8日から5月31日まで休業になりました。
  この間、最初の10日間はウォーキング5キロ約1時間、物足りないので8キロ約1時間の
ランニングを40日間続けました。
  6月1日からSクラブが営業再開しました。まずスクワット、不安なので160キロで試して
大丈夫そうなので200キロから以前と同じ内容でトレーニング、ランニング50分も同じように
こなして何事もなく帰宅しました。
翌朝、左足の大腿と骨盤をつなぐ股関節あたりが痛い、びっこを引くような歩き方になりました。
多分股関節の軟骨に傷をつけた。その日のトレーニングでスクワットは省略、チンニングを試した
ところ右の広背筋の筋肉に痛みがありチンニングも省略。走れないので速度5キロのウォーキング
30分に変えました。
走る筋肉とウエイトを支える筋肉は全く別物と気が付いたわけです。17年かけて作った筋肉は何
なのか、結局、股関節の痛みがなくなったのは2か月後、広背筋の痛みがなくなったのは3か月
後でした。けがは一瞬でも治るには時間がかかります。
今年の非常事態宣言では4月の連休から5月末までSクラブは休業になり、人から聞いてTリハ
ビリステーション病院のトレーニングルームが一般に開放されていることを知り、連休明けから
通っています。4台のランニングマシン、7台のバイク、ウエイトトレーニング用のマシンが10台
あります。スタッフの説明で、
ゆっくりした動作で行えば軽くても十分な効果があるとのことで納得、レッグプレスマシン
(スクワット)100キロの設定でもゆっくり30回はきびしい。
現在、身長172センチ、3サイズは105センチ、82センチ、95センチ、体重69キロ。腰痛肩こりなし、
年1回風邪をひく程度。数年前にスーパー銭湯のサウナ室で、広背筋大きいですねとうしろから声を
かけた人がいました。しかし、腹筋が見えても自慢にならない。自分の努力で筋肉を作ったと思って
いたのは間違いで、事故やけがで一瞬にしてなくなる可能性があります。
それでもトレーニング効果は抜群で、早寝と熟睡、ただの水が限りなくおいしい、いやなことも
忘れます。睡眠、栄養、運動が免疫力を高めるそうです。
年齢的に筋肉のボリュームアップはできないにしても、使いやすい体を維持したいと思い、
今日もトレーニングに通います。